2009-01-01から1年間の記事一覧

カルデロンさん一家の退去強制を支持する人は、

杉原千畝について「日本人として、彼を誇りに思います」なんていう資格は、ない。 リンク:カルデロン・アラン・クルズ一家に在留特別許可を!

戦前の朝鮮人の密航について

こちらの記事にいただいたid:ryoo-sさんのコメントで思い出したことがある。 強制連行否定論者がことさら持ち出すネタに「朝鮮人の密航・密入国」がある。 確かに、戦前渡航制限(渡航「禁止」ではなく「制限」であることに注意。条件を満たし手続きすれば合…

鄭大均「在日・強制連行の神話」を検証する(7)

戦時動員(強制連行)で日本に連行された朝鮮人のほとんどが終戦直後に帰国したこと、この事実は強制連行研究では常識であること、にも関わらず「〜神話」はそのことにきちんと言及せず(あるいは隠蔽し)、あたかも「強制連行論=在日が強制連行の被害者である…

カルデロン・アラン・クルズ一家の退去強制処分は国益に反する

かつて、かの偉大*1なる占い師、細木数子大先生はこうおっしゃった。 「最近の日本には、ハングリー精神が足りない」 まさにその通り。敗戦により多くを失った日本人は、ハングリー精神をもって驚異的な復興を成し遂げた。 しかるに今の日本人は豊かさに溺れ…

良心的な日本人

「強制連行」に関する証言というと、とにかく日本の悪口ばかり、登場する日本人は朝鮮人を差別する酷い人ばかり、というイメージがあるかもしれない。 確かにそういう傾向があるのは確かだが、中には良心的な日本人や、朝鮮人に対して好意的な日本人の話も出…

死ねなくて、泣いた―朴四甲さんの話

以前紹介した「百萬人の身世打鈴」には、戦時動員体験者の他、様々な一世の証言が寄せられている。次の朴四甲さんの証言は、その中でも印象に残ったひとつ。 1927年生まれの朴さんは五歳の時、両親と弟、父方の祖父と共に渡日。しかしまもなく両親と弟が死去…

労働現場におけるリンチの一例

前回紹介した話は、「ちょっと良い話」ではあるが、朝鮮人戦時動員にまつわる話では、やはり悲惨な話、いたましい話が圧倒的に多い。 朝鮮人戦時動員について少しでも調べれば、当時朝鮮人に対する苛烈なリンチの例は、それこそ掃いて捨てるほど出てくる。以…

連合軍捕虜と朝鮮人労働者の交流

最近、麻生鉱業の捕虜問題が一部で話題になっているが、炭坑と連合軍捕虜というと、林えいだい「消された朝鮮人強制連行の記録 関釜連絡船と火床の坑夫たち」で読んだ次のエピソードを思い出す。 最初に捕虜が収容所に来たのは、一九四三年の四月頃で、水上…

素朴な疑問

韓国人元慰安婦、韓国政府と米軍を告発-NYタイムズ紙 米ニューヨークタイムズ(電子版)は8日、韓国の元慰安婦のグループが、1960年代から80年代にわたって米兵との性的行為を強制されたとして、当時の政府指導者に謝罪と賠償を求めて告発したと報…

いつか見た光景。

以前取り上げたADON-K氏のブログを久々に見てみたら、まだコメント欄が続いていた。 http://adon-k.seesaa.net/article/110996404.html 朝鮮人強制連行については、以前mixiでも議論したことがあるのだけれど、ADON-K氏と常連らしき人々の主張って、その時に…

今日図書館で借りた本。(8)

(返却予定日は2009.1.20) INTERVIEW「部落出身」―12人の今、そしてここから作者: 解放出版社出版社/メーカー: 解放出版社発売日: 2003/03メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 最近ミクシィの方で「被差別部落を考える」という…