南京事件

映画「ジョン・ラーベ」、監督・出演者インタビュー

以下は2008年3月12日号の「ニューズウィーク日本版」に掲載された、映画「ジョン・ラーベ」の監督フローリアン・ガレンベルガーと、朝香宮鳩彦役で出演した香川照之のインタビュー。元々ミクシィの『映画『ジョン・ラーベ』が観たい』コミュで紹介したのだけ…

【おまけ】言葉の意味はよく分からんが、とにかく凄い詭弁だ。

映画「ジョン・ラーベ」について調べていたら「毛主席は南京大虐殺認めてなかった」と主張するブログが。 Birth of Blues 映画「ジョン・ラーベ」予告編 コメント欄で「その情報のソースは?」と尋ねたが、最後まで答えて貰えなかった。そんなに難しい質問じ…

南京事件を描いた映画「ジョン・ラーベ」の日本公開を求める署名

2009年3月16日、第59回ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、高い評価を受けた映画「ジョン・ラーベ」が、来月28日から中国本土で公開されることが決まった。17日付で東方早報が伝えた。 中国・フランス・ドイツ合作の映画「ジョン・ラーベ」(フローリア…

我が街のポモリベ?(ちょこっと追記)

そうそう、今日図書館でちょっとびっくりしたのは、いつの間にか南京事件否定派の本が増えていたこと。確か以前確認した時には鈴木明「新『南京大虐殺』のまぼろし」阿羅健一「南京で本当は何が起こったのか?」、東中野修道「南京『虐殺』研究の最前線」し…

「南京大虐殺は外交カード」?

(ミクシィの南京関連コミュに書いたものを一部改変) 「中国は南京大虐殺を外交カードにしている」という意見を否定論者からよく聞く。本当だろうか? 例えば、イアン・ブルマ「戦争の記憶」にはこんな記述がある。 この会議(引用者注・1991年、南京で行われ…

「南京の真実」第三部、完成!?

2ちゃんねる・映画板の南京の真実スレで見つけたネタ。 461:名無シネマ@上映中 :2008/11/24(月) 10:08:36 id:E52/MUaR [sage] 〓【 映画「南京の真実」 のコミック版 『1937 南京の真実』 刊行! 】〓〓〓 映画「南京の真実」第三部の脚本を元にしたドキュ…

「涼宮ハルヒで学ぶ南京大虐殺」完結。

以前紹介したことがある「涼宮ハルヒで学ぶ南京大虐殺」が完結したようだ。 確か、前に見た時は第二話の途中、東中野氏が登場して自説を披露した後の、 「全く今までの研究者は何を考えていたのかしら?こんな明白な"ムジュン"があるのに気づかないなんて、…

ネオナチの「分裂」と南京大虐殺否定論者の「矛盾」

「アウシュヴィッツとアウシュヴィッツの嘘>」を読んだ。 アウシュヴィッツと(アウシュヴィッツの嘘) (白水Uブックス)作者: ティル・バスティアン,石田勇治(他)出版社/メーカー: 白水社発売日: 2005/06/07メディア: 新書購入: 8人 クリック: 42回この商品を…

歴史修正主義者が答えに窮する質問。

前に少し触れた、ミクシィの南京事件関連のコミュ*1(否定派が多数を占める)での今日のやりとり。とある否定派の人から「在日認定」された上で「ベトナムで韓国軍はどれだけ酷いことをしたか。そんなやつらに日本人の戦争責任がどうこうなんて言われる筋合い…

「『百人斬り競争』と南京事件」書評、と覚え書き。

「百人斬り競争」と南京事件―史実の解明から歴史対話へ作者: 笠原十九司出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2008/06/01メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (7件) を見る 以下はミクシィレビューに書いたもの。 南京事件についてはそこそこ…

こんなのみつけた。

2ちゃんねるの「南京の真実」スレッドで発見。 「涼宮ハルヒで学ぶ南京大虐殺」 http://beauty.geocities.jp/nankingharuhi/形式的には「在日特権を許さない市民の会」の「なぜなにザイ子ちゃん」のような感じではあるけれど、「一見否定論のように見せかけ…

(もうすぐ)二十歳の甥と南京事件

お盆の話。姉(二人いる)が子供たち(自分からみれば甥・姪)らを伴ってやってきた。わいわいと雑談していた時、なんとなく話が「最近の若者はモノを知らない」みたいな話になった。そこで一番年長の甥(大学生)に「1945年8月6日に何があったか知ってる?」と聞…

渡辺清「砕かれた神」

砕かれた神―ある復員兵の手記 (岩波現代文庫)作者: 渡辺清出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/03/16メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 90回この商品を含むブログ (15件) を見る 以前紹介したジョン・ダワー「敗北を抱きしめて」の中でこの本の文章がか…

早尾乕雄軍医中尉報告書「戦場神経症竝に犯罪に就て

第三章 戦場に於ける犯罪に就て今時の事変中、将兵中に頻発せる犯罪事件は其の数極めて多く、其の原因につきても種々講究するの要を感じ、命により法務部及び憲兵隊と連絡を取り調書、司法書類、被告人等につき調査を実施せし結果により得たる所を左に記述せ…

南京事件に関するメモ・国際法遵守の問題

また戦争のはじめから日本の政府にも軍にも、中国の民族意識や国家的統一を無視し、簡単な一撃で中国を屈服させることができるという軽視感があった。だから戦争といわず「事変」でおし通したのである。さらに軍中央は、戦争でなく事変だから、戦争法規は適…